diary

“Quem deseja ver o arco-íris, precisa aprender a gostar da chuva.” @pyi46

変わらない強さ

 

お久しぶりです。

46時間TVが終わって早一週間。時の流れの速さを感じて震えてます。

今日は46時間TVの感想でも書いてみたいなと思ったので久しぶりにブログを開きました。

オタクなのでアーカイブも駆使して深夜の再放送以外は全て見ました。

 

いやー、楽しかったですね(感想終わり)

 

突き詰めればこの一行で終わってしまうのですが、せっかくブログを開いたのでもう少し書きたいと思います。

全てを振り返るのは長すぎて無理なので、特に心に残ってる齋藤飛鳥生田絵梨花大園桃子の電視台について書きたいなと思います。

 

まずは大園桃子の電視台。

彼女は奥華子さんの「変わらないもの」を歌いました。

透き通る声で、真摯に歌う姿に感動しました。

沢山の曲の中から変わらないものを選んだのは、映像では語られなかった彼女なりの深い理由があると思います。それを予測するのは無粋なのでしませんが、僕なりの捉え方を書きたいなと思います。また、彼女の電視台が全てのメンバーの中で一番最後に選ばれたのにもきっと理由があったんだと思います。

 

かなり前の話になるんですが、彼女がまだ乃木坂に加入して間もないころ、乃木坂工事中で遊園地に行くロケがありました。その中でお化け屋敷に挑戦した時の話になるんですが、彼女は入り口の部屋にいるゾンビが怖くて全く部屋に入れずにいました。だけど数十分経つとそのゾンビに話しかけるようになって、最後は怖くて進めないから一緒に行こう?と話しかけてました。

結局怖いからやっぱ無理と言ってリタイヤしてしまったんですが、僕はあの時の彼女に彼女の魅力が詰まってるなと思いました。

 

自分が今まで否定していたものを肯定に変えるのは凄く難しいことだと思います。

何故ならそれは(過去の)自分自身を否定することに繋がるから。

自己診断テストをやると、自分にとってどの分野が苦手かを診断されます。だけどなかなかそれを改善出来ないのは、まずはその分野が苦手なことを自分が認める必要があるから。心の中で「本当は出来る」「別に苦手じゃない」と考えてしまっていると、改善にはつながりません。

 

彼女はあの数十分間の間に、怖がってたゾンビに話しかけ、行動を共にしようと提案します。普通の人はそのゾンビからどう逃げるかを考えます。

彼女は環境を受け入れ、アジャストしようとする能力が強い子なんだろうなと思いました。怖いものから逃げるのではなく、自分の中に取り入れようとする、それが彼女の魅力だなと思いました。だからきっと何も分からなかった世界に飛び込んで、そこがどんなに怖い場所だったとしても頑張れてるのかなと、彼女が涙を流したり努力をしてるのを見るとあの時の映像を思い出します。

 

それはある意味では「変わらない強さ」とも言えると思います。

ゾンビから逃げるのではなく仲間にしようとするのは、自分が変わるのではなく、周りを変えていこうとしてる。これは別に彼女が傲慢に周囲を変えていこうとしていると言ってるのではなくて、彼女自身にぶれない芯があって、流されず、染まらない強い力を持ってる。

 

だから変わらないものを歌うと聞いた時に、変わらないものは彼女そのものだなと思いました。

 

反面、変化は凄く大切なことだとも思います。

人は変化を恐れます。未来は見えないから。変われば変わるほど予測が難しいから。

それなら見える道を歩める現状維持が一番「楽」だから。

 

齋藤飛鳥の電視台、彼女は変化を求めてました。

様々なキャラ(本人はキャラのつもりはないでしょうけど)を経てきて、多分今は一番楽な状態でいるんだと思います。

そんな彼女がどうして明るくなろうと思い立ったのかは分かりません。

 

ただ、僕は彼女も大園桃子と同じでぶれない太い芯を持ってると思います。

太い芯があるからこそ、変わっても大丈夫だと考えてるだろうし、変化の大切さを感じてるのかなと思いました。

最近の飛鳥ちゃんのモバメが「とにかく可愛い齋藤飛鳥」なのは「とにかく明るい齋藤飛鳥」の影響もあるのかなと思うと可愛いなと思います。(ツイートみたいな感想)

 

そして生田絵梨花の電視台、彼女はバイオリンとギターに挑戦していました。

短い期間の間で、正直人前で演奏するにはまだ拙い。だけどその演奏からは努力と練習が伝わりました。

 

個人的になんですが、僕は「完成を見せる」のがプロで、「途上を見せる」のがアイドルだと思ってます。下手でも、出来てなくても、頑張ってる姿をファンは応援する。

だけどいくちゃんはミュージカルで活躍するプロでもあります。プロでもあるし、アイドルでもある。外に出たらプロだし、乃木坂にいる時はアイドル。本当に凄い子だなと思いました。

 

幼い頃から練習した成果を人前で披露してきて、その大切さを誰よりも知っているであろう彼女が、まだ完成してない状態のものを披露してくれる。それだけファン、メンバー含めて乃木坂に自分の身を委ねている。

それも凄く素敵だなと思いました。

 

 

いくちゃんと飛鳥ちゃんの電視台に共通して言えるのは「新しいことへの挑戦」

そして大取でぞのっちが歌った「変わらないもの」

 

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コロナの影響で世界が大きく変わりました。

今まで通りに戻れるかは分からない。

それは彼女達が生きてる世界にとっても大きな意味を持つことだと思います。

握手会、イベント、ライブ。今後どうなるのか分からない未来。

 

そんな中で彼女達は自分に与えられた時間を使って、新しいことに挑戦していく大切さを教えてくれた。

そして最後に、どれだけ変化していっても変わらないものの大切さを教えてくれた。

 

変わらない強さがあるから、変化する勇気が持てる。

 

そう思った46時間TVでした。

 

 

最後に、飛鳥ちゃんがナレーションをした僕の好きな言葉を置いておきます。

 

変わることも変わらないことも

全て受け入れて私たちは進む

変化することは避けられないこと

だから少しだけ信じてみたいのです

今日より明るい未来

好きな人達のこと

 

 

読んで下さってありがとうございました。